写真とデザイン
世界は大変な状況ですが、自然がかなり無理矢理な方法で、僕たちに変革を迫っているような気がします。これを機に、自然や人類に対する考え方や、仕事のあり方が一気に変わるかもしれません。
ありがたいことに、クリエイティブの仕事は、今までと変わらずいただけており忙しくさせていただいています。
急な大きめのコンペ案件があり、デザインをがんばった結果、すごくいい評価をいただけました。
いつからか写真を追求し始め、カメラとレンズが増えて、しまいめにはフィルムの現像をし出し、最終的には引き伸ばし機を導入して自家プリントするのか?というところまでいっているんですが、これには理由があるんです。
ドイツのデザイン賞受賞を機に、一応世界を見てきた僕として、デザインをもっと追求したい。それには、大きく分けて写真とタイポグラフィーが必要なんです。
今までは写真が必要になった時は、何も考えずフォトグラファーにお願いしていたんですが、いやむしろ全部自分でやりたい(ディレクションがうまくないという理由もあるんですが..)と思い立ち、写真も追求してきました。
最近では撮影の仕事も入るようになり、デザインでも、ビジュアルに対する視点がだいぶ上がってきているので、写真のセレクトやレタッチ、撮影や動画の提案など、以前よりいいクオリティーでできるようになってきています。
僕の中では、写真=デザイン。毎日色やトーン、配置、ボケみなど写真と現像に向き合うことで、毎日デザイン力が上がっている実感があります。
僕の尊敬するレオナルド・ダ・ヴィンチは、アーティストであり数学者であり建築家でした。斉藤和義も、ボーカルでありギタリストでありドラマーです。僕はあの人はこういう人だよね、と限定されるのがものすごく嫌いなので、限界を作らず、デザイナーでありフォトグラファーでありたい。デザインで見た瞬間に人を感動させられるようになってきたので、写真一枚でもそうなれるように努力したい。
というわけで何が言いたいのかよくわからなくなってきましたが、これからも写真とデザインを追求していきます。